フェロー諸島産鮭の公式ウェブサイトにようこそ
これはフェロー諸島の水産養殖業全体を代表するフェロー水産養殖者協会(FFFA)のウェブサイトです。このサイトでフェローの水産養殖業全般およびフェロー諸島産の養殖鮭について情報を得ることができます。
フェロー諸島は北大西洋の中央にある小さな離島グループで人口は50,000人以下です。面積が小さいにもかかわらずフェロー諸島の水産養殖業は最高級の大西洋鮭に専門化した独自の生産者の地位にあります。当業界は高水準の魚類資源保護と維持を基本方針としており、これはフェロー諸島産養殖鮭の高い品質に明らかに反映しています。
フェロー諸島は高級鮭の生産にとって完璧な立地です。地理的に離れているうえ、昔のままの清らかな水、安定して低い水温、強い海流と、陸地に切り込んだ接近可能なフィヨルドによって補完されています。このように完全に揃った条件に惹かれて大西洋鮭が餌を求めてヨーロッパ北方の各地域からフェロー諸島北部に集まります。
フェロー諸島の人々は何世紀にもわたってこの海洋を生活の糧とし海とその環境を真摯に尊重してきました。フェロー諸島の水産養殖業は環境の持続性と健全な保護に努めてきました。当業界はフェロー諸島政府と密接に協力してもっとも厳格な水産養殖業規制の一つを立案実施し世界でもっとも優れた動物医学的手法を管理しています。包括的立法の目的は世界でもっとも予測と持続が可能な鮭生産環境を創り出すことにあります。この法律はできる限り最高レベルの鮭保護と環境保全の厳格な遵守を義務づけています。この独自の動物医学的病害防止プログラムは極めて効果を上げているためフェロー諸島産の養殖鮭はまったく抗生剤を使っていません。
フェロー諸島の水産養殖業には1967年にまで遡る長く誇らしい歴史があります。この伝統は理想的な自然条件および持続性と品質を重視する基本方針と相まって、今や世界中で認められており、北大西洋の中央にあるこの小さな諸島産の鮭は六つの大陸に輸出されています。フェロー諸島産の鮭に対する需要は大きく、この列島が比較的小さくこの国が歴史的に長期的持続性を歴史的な方針としてきたこともあって、フェロー諸島の生産者は需要への対応に苦労していることを意味します。養殖鮭はフェロー経済の重要な柱でこの国の輸出の30パーセント以上を占め地元経済に重要な雇用を提供しています。
フェロー諸島の水産養殖業は水平的にも垂直的にも充分に集約化されています。フェロー諸島産の養殖鮭の生産輸出会社は4社しかありません。垂直的統合によって生産者は魚卵から輸出まで行き届いた鮭の品質管理が可能となっています。
鮭の保護と鮮度維持のためには、生育場所から種付け場への移動時間を可及的に短縮することが不可欠です。フェロー諸島は地理的に小さいためこの移動時間は極めて短く最適の鮮度と品質を保証します。北大西洋の中央にあるとはいえ、フェロー諸島産の新鮮な鮭は漁獲後わずか72時間以内にほとんどの市場に到着可能です。
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